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島根の暮らしの現状

島根県の現状と課題

島根は、出雲神話をはじめ、重厚な歴史・伝統・文化を育み、素晴らしい自然環境を有する地域です。反面、県土の約8割が中山間地域であり、過疎化や高齢化に関する問題が深刻化しています。このため、地域のつながりは弱まり、人間関係の希薄化や孤立化がさまざまな生活・福祉課題を起こしています。

先進事例:淞北台団地

坂道のある家並み
坂道のある家並み
 かつては、働き盛りだったサラリーマンがくじ引き抽選までして確保した高台の分譲住宅地。しかし、その世代も現在では70歳代になり、坂の上の生活は予想以上に不便なものになりました。車の運転をしない高齢者には、買い物するにも通院するにも、本数の少ないバスだけでは不十分で、「坂がきついから」とひきこもりがちになる人もいました。
 そこで、自治会は高台団地の高齢者仲間を自分たちでなんとか支援しようと、元気な高齢者で「高齢者福祉施策検討委員会」を発足しました。まずは団地の実態の把握をするため60歳以上の住民502名を対象にアンケートを行い、「いきいきライフを推進する会」を立ち上げ、さまざまな活動を実施しました。そして、無理をしないで、できることから始めていきました。
 今では、引きこもりがちな高齢者が、少しでも家を出て人と交流をできるようにと、歴史、陶芸、囲碁、園芸、詩吟、歩こう会、健康体操、男の料理など「生きがいづくり」のためのさまざまな活動が行われています。また、もっと高齢者が気軽に利用できる施設をと、会の発足当時から積み立てを続け、助成金と合わせて「ふれあい交流館」の建設が実現しました。

淞北台団地

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